かまいたちの山内健司さんと言えば、軽快なトークと独特のキャラクターで多くのファンを魅了している人気芸人ですが、実は実家が金持ちだという噂があるのをご存知ですか?
今回は、かまいたち山内さんの実家が本当に金持ちだったのか、またその理由をいくつかの視点から掘り下げてみたいと思います。
仕送りをもらっていた過去や、父親が校長先生という経歴、さらには高級品を身に着けていたこと等々…。
かまいたち山内さんの家族や育ちについて詳しく見ていきましょう。
目次
かまいたち山内の実家は金持ちとの噂
かまいたちの山内健司さんといえば、実家が「お金持ち」だというイメージを持たれていることをご存知でしょうか?
とあるインターネット調査で55人にアンケートを実施した方がいらっしゃったようですが、かまいたち山内さんに「お金持ちのイメージがある」と答えた人が73%(40人)を占めました。
一方、「ない」と答えた人は27%(15人)でした。
この結果からも、割と多くの人が山内さんの実家に裕福なイメージを抱いていることが分かります。
では、なぜ山内さんの実家がお金持ちだと噂されているのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
かまいたち山内の実家は豪邸なのか
かまいたち山内健司さんの実家は、島根県松江市本庄町にあり、テレビ番組で訪問された際には、2階建ての広々とした一軒家だと判明しました。
外観はセキュリティの関係で詳細には映されていませんが、長い廊下や日本家屋の内装が放送され、その広さや立派さが非常に印象的でした。
ふすまには松の絵が描かれるなど、細部にまで趣のある設計が施されている内装からも、品格ある実家であることが伺えます。
視聴者からは「テレビで見た実家が立派だった」「内装の豪華さに驚いた」といった声も寄せられており、その影響で裕福な家庭のイメージが定着したようです。
お金持ちであれば、私立の学校に通っていることが多いですが、調べてみると、学校は一般的な地元(松江市内)の公立でした。
「松江市立本庄小学校」→「松江市立本庄中学校」→「島根県立松江東高等学校」と進学しており、学校の経歴を見る限りはお金持ち感は無さそうですが、実際のところはどうだったのでしょうか。
かまいたち山内の実家が金持ちと噂された理由
かまいたち山内さんの実家が金持ちだと噂されるようになったのには、いくつか理由がありそうです。
理由①売れる前は仕送りを貰っていた
かまいたち山内さんは、奈良教育大学への進学を機に実家を離れ、一人暮らしを始めました。
その際、毎月15万円(家賃込み)という多額の仕送りを受け取っていたことを自身のYouTubeチャンネル「かまいたちチャンネル」で明かしています。
この仕送り額は、当時の平均的な一人暮らしの学生にとっては破格で、余裕ある生活を送ることができたと語っていました。
家賃は約5万5,000円であり、残りの金額は生活費や娯楽費として使える状況だったとか。
上京しているならまだしも、奈良県での一人暮らしです。
月15万円は地方大学生の仕送り額にしてはかなり多いです。大学生にしては、余裕のある暮らしが出来たのではないかと推察できます。
そもそも実家からの仕送りも無く一人暮らしをしていたり、学費も払ってくれなくて自分でアルバイトでまかなったり、奨学金を限界まで借りて何とかしていたり、経済的に苦労している学生もいまだ多いです。
そんな中、月15万円をポンと送ってくれる実家は、富裕層とまではいわないにしても、経済的な余裕があることは間違いないです。
視聴者やファンの間でも「田舎の初任給ほどの額を仕送りしていたなんて、実家は相当裕福なのでは」といった声が上がっていました。
理由②父親が校長先生
かまいたち山内さんの父親は、島根県内で長年教育者として活躍され、最終的には校長先生にまで登り詰めました。
教育者の家庭は、規律正しい生活や十分な教育環境が整えられているイメージがありますよね。
また、総務省が公開した「令和5年地方公務員給与実態調査」によれば、小・中学校教育職の平均月収は40.8万円となっています。
校長職ともなれば、さらに高い収入が期待されることから、経済的にも余裕がある家庭と見られるのは当然でしょう。
かまいたち山内さん自身も一度は教育の道を志しており、中学校(社会)・高等学校(地理歴史)の教員免許を取得しています。
家庭内で高い教育水準と経済的安定が保たれていたことが窺えます。
理由③教育関係の大学卒
また、お金持ちイメージの理由として、かまいたち山内さんが奈良教育大学を卒業していることが挙げられます。
こういった学歴からは、幼少期から教育に力を注がれた環境で育っていることが分かりますし、その環境の根底には家庭の経済的余裕や文化的教養があるはずです。
親がまともな職業に就いておらず貧乏な家庭で育った方が、教育大学を卒業することは稀です。
そもそも教育者を志さないことが多いと思います。
教養が高く博識なイメージもあり、家庭内ではしっかりと教育されてきたのだろうなと想像します。
育ちの良さそうな雰囲気や家庭の教育環境から、実家がお金持ちというイメージを持たれたのだろうと思います。
理由④高級品を身に着けている
他には、かまいたち山内さんが「身につけているものが高価である」という点が挙げられます。
ファッションやスニーカーへのこだわりは多くのファンに知られていますよね。ビックリするような金額のスニーカーをためらいなく購入することも度々あり、お金持ちな印象を抱かれるのは自然なことです。
YouTubeチャンネル「かまいたちチャンネル」では、自身のスニーカーコレクションについての企画が行われ、その際に「所有する200足の中から50足を売却する」と発言。
その50足だけでも、購入時の総額が約400万円に達していたことを明かしています。
品質の良いものを身に着けている人には、やはり「育ちがいいのかな」といった印象を抱きがちです。
身に着けるものが高価なことから、かまいたち山内さんの実家が経済的に裕福だったのではないかとの噂に繋がったのではないでしょうか。
もちろん実際のところ、高級品をさらっと身にまとえるようになったのは、芸能界で成功してお金持ちになった山内さん自身の努力の結果です。
理由⑤家紋を額に入れて飾っていた
実家にテレビが入った際、家紋が額に入れられて飾られていたことがあります。
家紋を飾っている様子からは、家の良さや伝統を大切にする文化があるご家庭であることが推測できます。
ちなみに山内家の家紋は「丸の片喰紋」と呼ばれるデザインで、日本でも広く知られている代表的な家紋のひとつです。
「片喰紋」は日本の10大家紋にも数えられるほど人気があり、多くの家系で用いられていますが、それを額縁に入れて飾るというのは少し特別感があります。
実際、多くの家庭では家紋を意識的に飾ることは少ないですよね。
「育ちの良さ」を象徴するものとして世間には受け取られたのだと思います。それが裕福で格式のある家庭出身ではないかという印象につながったのでしょう。
理由⑥親に精神的余裕があり芸人の夢を応援してくれた
かまいたち山内さんが芸人を目指す際、父親は反対することなく「もしダメなら地元に帰ってくればいい」と言葉をかけたといいます。
息子の挑戦を心から応援できる精神的な余裕とともに、金銭的な安定があってこそ可能な発言だと思います。
金銭的に余裕がない家庭は、親が精神的にも余裕がないことが大半です。
裕福ではない家庭だった場合、息子が将来の見えない「芸人」になりたいなど言おうものなら烈火のごとく怒り出し「大学にまで行かせてやったんだから就職しなさい」といった反応を返す親も多いです。
理由⑦まとまった金額がすぐに払える
かまいたち山内さんがYouTubeの「かまいたちチャンネル」で明かした話によると、スロットで負けた際に叔父から10万円、さらに母親から20万円を借りたという経験があるそうです。
このようなまとまった金額をすぐに渡せる親族の存在は、家庭がある程度の蓄えを持っていることを示していると思います。
何だかんだでポンっと数十万円のお金が出てくるのは、実家に経済的な余裕があってお金持ちだからに他ならないのではないでしょうか。
理由⑧落ち着いた雰囲気でお坊ちゃま感がある
かまいたち山内さんには、外見や振る舞い、さらには性格からにじみ出る余裕や品の良さがあります。
視聴者から寄せられた意見の中には、「自由奔放な発言をしているけれど、どことなくお坊ちゃまのオーラが漂っている」というものがあります。
また、「下町育ちの芸人特有の勢いよりも、どこか落ち着いた雰囲気がある」という指摘も。
こういった山内さん自身が持つ知的な雰囲気が “裕福な家庭育ち” を連想させる一因になっているのかもしれません。
かまいたち山内さんの論理的な考え方も、「育ちの良さ」を想起させる要因の一つです。
たとえば、東洋経済のインタビューでは、大学時代について「いかに効率よく単位を取得するかを考えた」と語っています。
試験が必要な授業はしっかり勉強しつつ、出席のみで単位が取れる授業では、必要最小限の時間だけを使うという合理的な戦略を実践していたとのこと。
こうしたスマートな思考や計画性は、高い教育環境を作ることができる裕福な家庭で培われたものなのではないかと感じる人も多いようです。
かまいたち山内の実家の両親はどんな人か
かまいたち山内さんを育てた実家のご両親はどんな方々なのでしょうか。
実家の父親
かまいたち山内健司さんの父親・山内恭さんは、教育者として地域に貢献した立派な方です。
その背景やエピソードをひも解いていくと、山内さんの家庭がどのような環境だったかが垣間見えてきます。
山内恭さんは、島根県美保関小学校で校長先生を務めていました。
特に児童クラブの設立に尽力するなど、教育者として保護者や子どもたちに深く寄り添った姿勢が評価されています。
校長先生の平均年収は約800万円で、退職金は2000万円にも上ると言われています。
山内さんのご家庭が、ある程度経済的に安定していたのにも納得できますね。
定年退職後は、公民館の館長を務められています。
ただ、公民館館長の報酬は地域によって異なり、年間数万円程度とほぼボランティアに近いもののようです。
それでも、地域社会に関わり続ける姿勢は立派ですよね。
一方で、好きな芸能人は“みちょぱ”という親しみやすい一面も持ち合わせています。
元校長先生という厳格なイメージと、ギャル系タレントを推す意外性のギャップがおもしろくて、親しみやすさを感じますね。
実家の母親
かまいたち山内健司さんの母親・山内順子さんは、非常に恥ずかしがり屋で控えめな性格です。
テレビ取材が入った際にも、カメラの前に出ることを避け、扉の陰に隠れている姿が印象的でした。笑
父親が堂々と出演している場面でも、声だけの出演にとどまり、テレビに映ることは最後まで嫌がっていました。
そんな恥ずかしがり屋の母親ですが、実は非常に合理的でサバサバした性格も持ち合わせているのだとか。
かまいたち山内さんの結婚式での花束贈呈の際、母親は花束を受け取るやいなや、ホテルの係員に「これ(花束)いらないので捨ててください」と言い放ったそうです。
理由は「島根まで持って帰れないし、どうせすぐ捨てることになるから」とのこと。笑
無駄を嫌う超合理主義者らしいエピソードですね。
さらに、かまいたち山内さんに子どもが生まれた時には、島根から5時間かけて会いに来たものの、抱っこを一瞬だけして、すぐに帰ってしまったそうです。
無駄を省き、効率的に行動する姿やサッパリした性格が、周囲に好印象を与えるのでしょうね。
実家の両親との親子仲
かまいたち山内さんは、大学時代に実家から毎月15万円の仕送りを受けていましたが、現在はその逆。
芸人として成功した後から、実家への仕送りを続けています。
なんと、山内さんは十数年間、毎月仕送りを欠かさず行っているとのこと。大学時代の仕送り額を軽く超えているでしょうね。
また、正月に実家に帰省した際のエピソードも印象的です。
山内さんは、父親が子供たちと遊んでいる横で、母親から新聞の切り抜きをそっと手渡されました。
その切り抜きは、男女の会話に関するコラムで、見事に自分と奥さんの会話に当てはまっていたとのこと。
こうした第三者が書いたコラムを用いて、息子を心配する母親の心遣いに、山内さんは驚かされたのだとか。
コラムの紙を手渡すだけで、言いたいことを全部伝えるあたりにも、超合理的な性格が伺えます。
口頭で説明するとめんどくさいですし、揉めたりすることもあります。
他人のエピソードや文章を使ってサクっと伝えており、これはこれでスマートですよね。無駄な時間が無いです。
口を出すことはなくても、母親として息子の幸せを願っていることは分かります。
だいぶ特殊ではありますが、親子仲が分かるエピソードでした。
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