【男女の枠を超えた】マリアセレンの性別は男性!驚異の両声ボーカル!?

オペラ歌手として大きな注目を集めるマリアセレン(Maria Seiren)さん。

マリアセレンさんは、男性と女性、両方の声を歌い分けることができる「両声ボーカリスト」として活躍中です。

その驚異的な歌唱力で、多くのファンを魅了しています。

最近では、TBSの人気番組「モニタリング」でのカラオケ企画に出演し、圧倒的なパフォーマンスで話題をさらいました。

マリアセレンさんの性別や国籍が気になる方も多いのではないでしょうか?

この記事では、マリアセレンさんの性別や経歴、歌手としての魅力を掘り下げて紹介していきます。素顔に迫ってみましょう!

マリアセレンの性別の噂!ニューハーフと公言

出典:Instagram

マリアセレンさんは、自ら「ニューハーフ」と公言しているオペラ歌手です。

見た目は女性・身体的性別は男性だそうです。

独特な両声ボーカルを操り、男性の声と女性の声を自在に使い分けることができるという、まさに才能に溢れたアーティスト。

彼女のパフォーマンスは、性別の枠を超えたものとして、多くの人々を驚かせ、感動を与え続けています。

ニューハーフとして公表することで、自分らしさを大切にしながらも、性別や既存の枠にとらわれない生き方を選び、歌手としての道を切り開いてきたマリアセレンさん。その自己表現の自由さに勇気を貰うファンも多いですよね。

自ら「ニューハーフの両声ボーカリスト」として堂々と活動する姿は、オペラやクラシック音楽の世界でも異彩を放っており、パフォーマンスが注目される理由の一つでもあります。

マリアセレンって一体何者?

マリアセレンさんとは一体何者なのでしょうか?

彼女の名前は、ギリシャ神話に登場する大海の歌姫「セイレーン(Seirēn)」から取られているそうです。

植村文明さんが名付け親で、大柄なので「巨大なマリア像」を連想させられることから「マリア」とつけられたのだとか。

マリアセレンは「セイレーン(魔物)」と「マリア(聖母)」の2つの意味を持つもので、本人の両声イメージにも合っています。二面性を表現した

公式プロフィールでは「性別を超えた謎の歌の妖精」と紹介されています。ここでのキーワードは「謎」。単に妖精ではなくて、謎の妖精です。笑

職業はオペラ歌手!男声と女声を自在に操る稀有な存在

出典:Instagram

マリアセレンさんの魅力は、単にその見た目や性別にとどまらず、彼女が持つ「両声ボーカル」と呼ばれる能力にもあります。

彼女は、女性の高音域であるソプラノと、男性の高音域であるテノールの声を自在に切り替えられるという、極めて稀な歌手です。

この特技は、あまり見られない唯一無二のもので、オペラ界でも注目されています。

国籍は?日本生まれのグローバルアーティスト

マリアセレンさんの国籍について、気になっている方もいるのではないでしょうか。

あの高身長と個性的な衣装、そして華やかなメイクから「海外出身なのでは?」と噂されることもあるようですが、実は東京都出身の日本人なんです。

中学・高校時代のことを語る場面もあり、日本でしっかり育ったことは確実だと思われます。なので、国籍も日本の可能性が高いですね。

外見や雰囲気はちょっとエキゾチックですが、彼女は日本生まれのグローバルなアーティストです!

マリアセレンの驚きの経歴と実績

ますます気になるマリアセレンさんですが、経歴や実績を追ってみます。

音楽との出会いは「もののけ姫」

マリアセレンさんが音楽に目覚めたきっかけは、幼少期にありました。まだオペラに出会う前、ある日突然「オペラ歌手になりたい」とお母様に話したことがあったとか。

その時たまたま、米良美一さんが歌う『もののけ姫』を耳にし、「こんな素晴らしい歌声があるんだ!」と感動したそうです。

そして、「自分にもできるかもしれない!」と感じたことが、彼女がオペラに興味を持ち始めるきっかけとなりました。

両声を得たきっかけとオペラへ進んだ理由

マリアセレンさんがオペラの道を選んだきっかけは、高校時代にさかのぼります。

マリアセレンさんは合唱部に所属していたのですが、当時の合唱部の先生に「君はオペラ歌手に向いている」と言われたことがきっかけで、本格的にオペラ歌手の道へと進むことを考え始めます。

また、声変わりが始まったころ、マリアセレンさんはその変化に対して強い抵抗を感じたといいます。

声が変わってしまうのが嫌で、高音を保つためにトレーニングを重ね、結果的に女性の音域も自在に操ることができるようになりました。

これがマリアセレンさんが「両声類」のスキルを獲得出来たきっかけだったのですね。

声楽家デビューから現在までの強烈な実績

その後、テーマパークに就職しましたが、ニューハーフの世界へと活動の場を広げていき、そこで声楽を学びながらステージで歌うようになりました。

この頃は「Hruka」という名前で活動していたそうです。

2013年には「Maria Seirenプロジェクト」を立ち上げ、オペラ歌手としての本格的なトレーニングを開始。

そして、ファッションデザイナーのコシノジュンコさんにもその才能を見出され、彼女のショーに出演。2015年にはサントリーホールで正式にデビューを果たし、今に至ります。

オペラに興味を持ちながらも、独学で学びステージに立つ中で実力を付けていった点が異彩の経歴ですよね。

出典:X

一般的には音楽家になりたいと思ったら、就職せずに音大に入ることを検討する人が多いでしょう。

しかし、もしそこで音大へ進学していたら、イレギュラーな「両声ボーカル」を否定されて、現在のスタイルには辿り着かなかったかもしれませんよね。

型に嵌められてしまって、良さが奪われていた可能性もあります。

出典:YouTube

2016年4月、マリアセレンさんはYouTubeチャンネル「Maria Seiren Official Channel」を開設しました。

その後、10月にはYouTubeの再生回数が300万回を突破し、それを記念して日本橋劇場で初のコンサートを開催しました。

オペラの才能をますます発揮する彼女は、2017年には新作オペラ「哀しみのレシーナ〜禁断の恋〜」で男女2人1役を演じ、世界中から注目を浴びました。

また、2018年にはYouTubeの再生回数が1,000万回を突破し、トッパンホールで記念コンサートを開催。

さらに同年、彼女は自らが率いる歌劇団「Mondo Parallelo(モンドパラレッロ)」を設立し、団長に就任。この歌劇団では、独自の演出や楽曲でファンを魅了し続けています。

その後も、数々の公演で大成功を収めており、能楽堂とのコラボレーション公演も大好評でした。

マリアセレンさんは、年々その活動の幅を広げ、オペラの枠を超えたアーティストとして進化を続けています。

その他にも多数の公演をこなし、実績を着実に積み上げてきました。

  • 2016年10月20日: 日本橋劇場 初コンサート
  • 2017年2月・10月: 新作オペラ「哀しみのレシーナ〜禁断の恋〜」
  • 2018年6月23日: トッパンホール 記念コンサート
  • 2018年12月16日: Mondo Parallelo 歌劇団旗揚げコンサート
  • 2019年11月2日: オペレッタブル歌劇「神の湖」世界初公演(イイノホール)
  • 2020年11月3日: 梅若能楽学院会館「音華の祈り」能楽堂コラボ公演
  • 2021年10月31日: 梅若能楽学院会館「花焔(はなほむら)」能楽堂コラボ公演
  • 2022年6月26日: 梅若能楽学院会館「五欲花」能楽堂コラボ公演
  • 2022年9月4日: マリアセレン デビュー5周年記念「Happy 5th Anniversary Concert”The New Me”」
  • 2022年11月3日: 梅若能楽学院会館「桜紅葉」能楽堂コラボ公演

コシノジュンコに才能を認められた

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マリアセレンさんが注目を集めるようになったのは、デザイナーのコシノジュンコさんとの出会いが大きなきっかけでした。

知人の紹介で出会い、コシノさんは早急に彼女の才能に目を留め、パレスホテルでのディナーショーに出演するよう依頼しました。

その時、コシノさんからのユニークな要望があり、「人間に見えないように」という条件のもとで、マリアセレンさんは「Time to Say Goodbye」を披露しました。

実は、これが彼女にとって初めての人前でのパフォーマンスだったんですよ。

身長183センチという長身のマリアセレンさんは、ファッション界でも活躍しており、コシノジュンコさんのディナーショーに出演した際には、髪を含めて約3メートルもの高さで登場したそうです。

その後、ファッションショーや能とのコラボレーションなど、次々と新しい挑戦を行い、活動の幅を広げていきました。

出典:Instagram

そのパフォーマンスはYouTubeで1300万回以上も再生されています。

コシノジュンコさんとの関係は深まり、彼女のドレスデザインを手がけるなどのコラボも続いています。

さらに、コシノさんの要望に応える形で、通常では出せないソプラノの音域にも挑戦し、猛練習の末にそれを見事にこなすことができるようになったそうです。

コシノジュンコさんは、マリアセレンさんを「性別や国籍にとらわれない特別な存在」と称しており、彼女の魅力は性別を超えた無機質な美しさにあり、男性でも女性でもない、どこにも属さない独自の感性を持っていると表現されています。

ジャパンゴットタレントで堂々優勝!輝かしい功績

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2023年2月25日、オーディション番組『Japan’s Got Talent』の決勝で、マリアセレンさんが見事なパフォーマンスを披露し、初代チャンピオンに輝きました!

彼女が歌ったのは「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」で、その圧倒的な歌唱力と表現力によって視聴者の心をつかみ、堂々の優勝を果たしました。

決勝では、真っ白なウェディングドレス姿で登場したマリアセレンさん。このドレスには、彼女の音楽に対する思いが込められています。

「私が音楽で大切にしているのは、愛、平和、そしてジェンダーフリーです。LGBTや同性婚が話題になっている今、私はこの曲と結婚したいという気持ちを込めて、ウェディングドレスを着ました」と語り、メッセージ性の強いパフォーマンスを披露しました。

優勝の喜びについてマリアセレンさんは、「心を込めた歌を多くの人に届けることができて本当に嬉しいです。応援してくださった皆さん、投票してくださった皆さんに心から感謝しています」とコメントしました。

マリアセレンの今後の展望と世界進出の可能性

さらに、チャンピオンインタビューでは、「この優勝はゴールではなく新たなスタートです。これからも成長を続け、世界に挑戦していきたいと思います」と世界に対する前向きな意欲も見せていました。

賞金1000万円については、「ウクライナやトルコへの募金をしたいと思っています。そして、世界へ羽ばたくための資金としても大切に使いたい」とのこと。

グローバルな視点で今後の活動を見据えていることがコメントから伺えます。

この優勝をきっかけに、マリアセレンさんのさらなる活躍が期待されています。今後の彼女の成長がとても楽しみですね!

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